先週は様々な産地の水晶をご紹介してきましたが、今週はちょっと趣向を変えていきたいと思います。

ということで、

今日ご紹介するのは、ペトリファイドウッドのタンブルです。

ペトリファイドウッドとは、ざっくりいうと、はるか昔の地球に生きていた樹木の化石です。

遠い昔、倒木などにより地下に埋まった樹木に、地中の珪酸を含む水分がじわじわと浸透し、

やがて、樹木自体の組織は残したまま珪化したのが、このペトリファイドウッド、というわけです。

腐らずに化石になったなんて、多分、本当に偶然で一握りなんだろうなあ。

ほんとに不思議ですねえ。地球。

さて、「樹木」をベースにしているためか、この石には「グランディングを促す効果」や「リラックス効果」があるとされています。

まあ、色合いがとても落ち着いていますから、それも納得と言えば納得です。

このタンブル、裏表で全く表情が違うところもおもしろいところで、裏面はすごく「樹」っぽい茶色。

木目のようなものが見られたり、一部にちょっとキラキラところがあったり。

まさに、樹木と石の融合、という感じですね。

今回、いくつかの珪化木と併せて商品写真を撮影しましたが、

こんなふうに、タイプの違うものを組み合わせて飾ったり、あとは、植物と一緒に飾る、なんていうのも、

色々な意味での「対比」になって、すごく面白いかもしれません。

というわけで、

今日はペトリファイドウッドのご紹介でした。

気になるな〜と思われたらぜひ、お店まで。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。