2024/02/01 18:10
こんにちは、specialaです。
本日は、ウルグアイ産・ブラックアメジストの原石と、マニハール産・水晶ナチュラルポイントについてご紹介したいと思います。
まずはこちら、ウルグアイ産のブラックアメジスト(ドゥルージータイプ)原石です。
写真だとなかなか伝わりにくいんですが、
黒、濃い紫、濃いグレー、白の細かい結晶がギュギュッと凝縮してびっしりとついていて、
手に持って動かしながら眺めると、とにかくキラキラと光ります。
間近で見ると思わず「ギャラクシー!」と口をついて出てしまうぐらい、
本当に、深い闇に光る星々の煌めきみたいなものをググっと感じさせてくれるクラスターです。
表面には、ところどころに、サビのような付着物があります。
詳細はわかりませんが、このアメジストが育った地質に関連する鉱物ではないかと思います。
(アメジストは水晶中に含まれる微量の鉄イオンが自然放射線の影響を受けることで発色するので、鉄系のなにか?)
こんな感じの見た目ですから、この石を「ギャラクシーアメジスト」と言う名称で販売しているお店も多いのですが、
当店では一旦、見たままのブラックアメジスト、という名称で販売したいと思います。
気になる!と思っていただける方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、お店まで!
続いて、マニハール産水晶のナチュラルポイントです。
さすが、マニハール、という透明度ですよね。
中にキラキラした部分があるんですが、そこには光の角度によってキラッと虹が現れます。
一見、クラックがあるという感じはしない場所なので、とても神秘的でドキッとします。
また、柱面には、接合線や成長線が確認できます。こういうの、いかにも自然が作ったものなんだなあ、という感じがしていいですよね。
そうそう。
あとこちらのポイント、商品ページにも書いたんですが、ファセットのとある面に、2つの▽(凹み)があります。
一見、「もしかしてトライゴーニック!?」と思っちゃいそうですが、...なんか違う...。
トライゴーニックは水晶表面が周辺環境の何らかの影響(酸・熱水・フッ化水素など)を受けて少しだけ溶かされることでできる「侵食の跡」なので、▽はもっと無数にたくさんあるのが自然だし、凹凸も浅く角が取れていて、全体的にもう少し滑らかな印象を受けるはずだけど、このポイントの▽は結構エッジがシャープで穴も割と深く、2つしかないし、そもそもファセットのどこにも溶けたような跡がない...むむむ。
で、私の出したこの▽の正体についての結論ですが、
これは、複数の結晶が成長過程でくっついた時にできた隙間部分の「穴」じゃないかと思います。
先に書いたように、このポイントには複数の「接合線」がありますよね。
これは、いくつもの結晶がくっついて成長していった跡です。
よくよくこの▽の周辺をみると、あ、ここがくっついた境目だ、と思える箇所がいくつか見つかります。
1本の大きな結晶のように見えるけど、実際はいくつもの結晶がくっつきあって固まってできたポイントなんだと思います。
こう言う言い方が適切かはわからないけど
「めちゃくちゃわかりにくいカテドラル水晶のファセット部分」と言う感じ。
▽2つだと思ってみたらそう見えますが、カテドラル水晶の3つのファセット部分と思えば、そうも見える気が、しませんか?
...まあ、私は学者さんとかじゃないので、そうだと言い切ることは正直できませんが、そういう確率が高いんじゃないかなあ、という話です。
というわけで、
この石は、トライゴーニックのある水晶が欲しい!と言う方向きではありません。
が、
すっごく個性的で独特な雰囲気がありますし、手に持つと、なんだか不思議と心が透くような感覚もあります。
私はそういう第六感的なことに鈍感ですけど、この石は結構、「おお」ってなるので、
敏感な方はすごくパワーみたいなものを感じるんじゃないかな。
なので、「ちょっとこの子気になるんですけど!」と思っていただける方がいらっしゃいましたら、
ぜひ一度お店を覗いてみてください。
それでは、今日はこのへんで。ここまで読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、まだまだフローライトミニ龍さんプレゼントは継続中です。
色はお楽しみです。よろしくお願いします。
love&peace